音ゲーをプレイしてるとFASTばっか出て気になってしまう。
焦らないよう気をつけなきゃいけないってわかっているけど、
いざプレイするとどうしても焦ってしまって、
精度を高めるなんて「自分にはできないもの」と半分あきらめかけている。
このような方、多いのではないでしょうか。
そんなあなたに、焦りずらくなり精度も高くなる練習方法を紹介します。
その方法とは、精度が低くなる原因を分析し精神を鍛えること!
目次
プレッシャーによりパフォーマンスが阻害される
なぜ精神を鍛えることが精度に繋がるのでしょうか。
それは、プレッシャーを感じるほどの緊張状態だと満足のいくパフォーマンスが出せないからです。
失敗したくないという思いがプレッシャーになる
たとえば日常生活で考えてみましょう。
仕事だと資料の説明やスピーチ、プレゼンなどをする機会があるかと思いますが、初めから完璧にこなせたでしょうか。
失敗したくないというプレッシャーにより、言わなきゃいけないことを忘れるとか、段取りを飛ばしてしまうとか、何かしら反省点が現れますよね。
フルコンが視野に入りだすとプレッシャーを感じる
音ゲーも同じように考えられます。
フルコン間近やいい感じのスコアが取れている時、
良い結果を残したいというプレッシャーにより焦ってしまってFAST判定が頻発したり、
読譜の余裕がなくなりミスをしたりと悔しい経験ありますよね。
この プレッシャーに屈しない精神を鍛える ことで、精度も手にすることができるのです。
プレッシャー対策は「慣れ」
では、プレッシャーに屈しない精神は、どうやって鍛えることができるのでしょうか。
それは、「慣れ」で解決することができます。
普段から精度を意識してみる
普段から精度を意識してプレイすることで、精度を取るために集中している感覚を体に慣らしていくことができます。
日常生活での例を上げましたが、プレッシャーを大きく感じるのは初めの方だけで、
回数を重ねていくうちに、だんだんとプレッシャーを感じなくなりませんでしたか。
同じことを音ゲーにも当てはめることができます。
たまに精度を取りたいときに集中力を使用するから、
プレッシャーと戦うことになり難しいのであって、
常に精度を意識していれば、いずれ「慣れ」に変わってくる
のです。
下位レベルの曲で慣らす
普段プレイしているレベル帯の曲だと、読譜や操作のほうに脳のリソースが使われがちになり、精度を取るために集中することができません。
このため、下位レベルの曲をプレイすることで、精度を取ることだけに集中できます。
フルコン余裕なレベル帯がオススメ!
精度が低くなる4つの原因
精神の鍛え方が分かっても、精度が低くなる原因を解決しないと意味がありません。
原因としては以下のパターンに当てはまる場合が多いです。
① 音を聞いてプレイしていない
そんなわけないと思いますよね。
ですが、自分の中で勝手にリズムや判定タイミングが形成されてしまって、それに引っ張られるせいで精度が低くなっている可能性があります。
直す方法を紹介しますので一度確認してみることをオススメします。
プレイを撮影して振り返る
比較的簡単な曲でいつも通りのプレイを撮影し、振り返る方法です。
客観的に見ることで、自分の中のリズムとゲームがどれほどズレているか確認することができるからです。
たとえば、スポーツではフォームの確認やチームの動向を確認したり、
音楽の場合も、姿勢や楽譜通りにできていない箇所の確認に使用しますよね。
音ゲーも音楽の一種だから同じ効果が得られる!
スマホアームで撮影
配信台があれば一番楽ですが、ないゲーセンがほとんどであるためスマホでの撮影が現実的な方法です。
できる機種は限られますが、このようなスマホを支えるアームがあるととても便利。
DAISOやSeriaなどの100円ショップでも2~500円ほどで売っていますが、
- クリップタイプだと保持力が弱い
- アームが固くて調整しづらい
- 折れやすい
などの理由からオススメしません。
以下のような万力で固定するタイプは非常に保持力が強く安定!
安くはないですが、譜面研究にも役に立ちますので思い切って購入することをオススメします!
② 目線が下がる
曲のはじめの方は上の方に目線を置く事ができるが、だんだんと判定結果が表示される辺りに視線が落ちていく。
目線が下がると
- 瞬間的に読譜できる量が減る
- 読んでから反応するまでの時間が短い
- 余裕がなくなる
などのマイナス要素がたくさん現れます。
目線を上の方で維持するコツは、単純に練習を重ねるしかありません。
上の方で視線を固定できるようクセ付けましょう。
③ 手が動いていない
手をちゃんと動かせることが、精度を取る上の前提条件となります。
手が満足に動かせないということは、曲にあわせることもできないからです。
いわゆる「地力」ですね。
これに関しては各機種にて練習をするしかないのですが、オンゲキに関しては過去に紹介していますのでぜひ確認してみてください。
④ 譜面スピードが早い
譜面の流れてくるスピードが自分にあっていない可能性があります。
スピードが早いとこちらも釣られて焦ったり、読譜が遅れたりするからです。
視認性が悪くならないよう少しだけスピードを落としてみると、焦りや遅れが改善されます。
才能も考え方次第
自身の音ゲー技術が低いことに対して、「才能」や「センス」がないと思っている人は多いと思いますが、そもそも、「才能」とは物事をいい感じにこなしうる生まれつきの能力のことです。
単純に音ゲーで当てはめると、特に苦労もせずどんな機種でもある程度遊べてしまう人。
これで終わらせてしまうと、世の中音ゲーに対して熱心に取り組む人なんていないはずです。
皆「上手くなりたい!」という希望を持って練習してますし、
いままでできなかったことができるようになる瞬間が
一番楽しく、
やりがいがありますよね。
このようなスタンスを持っている人こそ真の音ゲーの「才能」の持ち主であり、
すなわち音ゲーが好きな人は「才能」があるのです。
精度を高めることなんてできないと思ってた
学生の頃に太鼓の達人と出会い、そこからボルテやDIVAなどさまざまな音ゲーで遊んできて今に至ります。
最近はオンゲキにハマっているが、レート計算のアップデートが入ったことにより、これからは精度も意識しないとダメに。
長い間音ゲーを遊んできましたがどれも中級レベル止まりで、精度も意識したことはなく、そもそも自分には無理な技術だと勝手に思っていました。
ですが、自分のプレイを撮影して振り返ってみることで精度が向上したため、自分にも不可能なことでないと気づきました。
振り返ることで真実に気付ける
真夏の夜、ホームである大宮駅のゲーセンにバイクで向かっていました。
湿度が高すぎて気持ち悪い中、ゲーセンはいつも涼しくて一瞬で生き返ります。
ゲーセンではエクバ(ガンダムの2対2対戦ゲーム)もよくプレイするのですが、このゲームを上達する上で欠かせないことは、自分のプレイを振り返ることです。
どのゲーセンにも必ずリプレイ用のライブモニターがあり、客観的に見ることで無意識で行ってるダメな行動に気づけるのです。
エクバの振り返りをしているとき、「ゲーセン内で振り返りしてるゲームってエクバくらいしかないけど、これって他のゲーム……音ゲーでも活かせるのではないか?」と感じました。
翌日、取り急ぎ100均でスマホアームを購入し、オンゲキのプレイを撮影してみたところ、ゲームと打鍵音が全然合っていなくて驚愕。
自分の中でリズムが生成され、それに合わせてしまってFASTが多くなっていることに気づくことができました。
一度真実を確認できると次のプレイからはかなりFASTが減り、精度が向上したため、
「他にも適切な練習方法があるはずだ」と思い、
実践して役に立った内容については、同じ悩みを持つ人に向けて発信したいと思ったのです。
まとめ
精度を向上させるためには以下のことに気をつけたいです。
- 普段から精度を意識してプレイ
- 自分の中のリズムではなく、ゲームの音にしっかりあわせる
- 目線は下がらないようにする
- 手は最低限動くようにする
- 譜面スピードは再度確認
精度は才能じゃなくて努力で身につけることができます!
地道に練習して習得しましょう!!
